金融システムのデータ移行
高品質な移行計画書の策定で
スケジュール遅延をリカバリー
CASE
金融機関合併に伴うシステムのデータ移行
データ移行計画策定時に移行体制が組めず発生したスケジュール遅延を
データ移行サービスでリカバリー。
当社のデータ移行サービスでは過去金融機関データ移行の開発実績をテンプレート(移行計画書、移行WBS)としてノウハウを蓄積。これらのテンプレートを活用・顧客移行要件に沿ってカスタマイズすることにより、短期間で移行計画を策定いたします。
本事例では、金融機関合併に伴うデータ移行計画において移行体制が組めず、スケジュール遅延が発生。当社の移行テンプレート適用と弊社移行選任体制導入により、スケジュール遅延を解消、高品質な移行計画書の策定を実現した事例をご紹介します。
顧客移行要件の特徴や課題に沿った品質の高い移行計画
<移行開発規模>
・対象システム:金融機関顧客管理サブシステム ・対象サブシステム数:40サブシステム
・対象TBL数:350TBL(SQL Server) ・開発工数:110人月
シーイーシー データ移行サービス導入のポイント
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1豊富な移行実績
金融機関での豊富なデータ移行実績
(銀行、証券、リース、クレジット) -
2移行ノウハウをテンプレートとして保有
【移行計画書】
約50章にわたる
移行検討タスクを網羅【移行WBS】
要件定義から移行本番作業までの全工程の作業項目470項目を網羅 -
3移行テンプレート活用
移行テンプレートを適用し、業務側開発も含んだ移行・テスト・検証といったトータルな計画を短期間に策定
テンプレート網羅率
70% -
4移行専任体制による推進
弊社が業務横断でデータ移行推進を行うことで業務有識者の移行作業への投入を抑制
業務有識者投入
50%削減 -
5各種移行ツールの運用
手作業を極力排除するために、各種ツールを作成・適用データ移行品質及びデータ移行の生産性を向上
生産性
20%向上
導入事例から見る!
マイグレーションへの4ステップ
移行への背景
次年度の会社合併計画に伴い、システム統合計画を策定
次年度の会社合併計画に伴い、システム統合計画を策定していたA社・B社。システム化計画を実施した後、要件定義工程に粛々と取り組んでいる状況であった。合併するA社・B社共にシステム部門、ユーザ部門の有識者の合意形成も完了し、統廃合するシステムの精査が完了する間近だった。
移行への道のり
システム統合要件の業務調整に難航し、大幅な計画遅延
お客様の声:“データ移行有識者が社内にいない!!”
業務側の要件定義が中盤に差し掛かった頃、システム統合要件の業務調整に難航し始め、移行計画に手が回らず、遅延が発生していた。急遽移行体制の増強に取り組んだが、リソースも限られ、業務有識者をデータ移行に招集できる状態ではなかった。結果、データ移行は大幅な計画遅延を招いてしまった。
弊社からのご提案
データ移行をチーム・業務で横断的に推進
弊社からは移行サービスとして移行専任体制構築を提案。
既存システム有識者を移行作業に割くことが困難な状態であることから、弊社が業務横断でデータ移行推進を行うことで、既存システムの業務有識者の移行作業への投入を抑制できる提案を行った。
データ移行サービスで計画的かつ高品質な移行を!
業務側・移行側の品質向上を目的とした計画策定
お客様の声:“専任体制で横串に推進することにより、高品質な移行計画が策定できた”
弊社は業務アプリ開発においても多くの実績があり、業務開発の視点に立ったテスト計画の策定がポイントであると認識し、データ移行と業務開発のテスト計画を効果的に融合することにより両者の品質向上を実現する提案を実施した。
また、大規模システムの移行検討項目が網羅されている移行テンプレート(移行計画、WBS)を使用して、顧客移行要件に沿って検討要否の判断をすることで、移行計画の概要を早期に作成したのち、顧客移行要件の特徴や課題に対して十分な検討時間を使うことが可能となり、品質の高い移行計画書の作成につながった。
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