クラウド(Linux)移行時の注意ポイント
クラウド化に向けて商用UNIXをLinuxへ移行する際のポイントは次の通りです。
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01
文字コードの違い
商用UNIXの標準文字コードはShift_JISやEUCですが、LinuxではUTF-8が標準文字コードになります。
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02
エンディアンの違い
商用UNIXとLinuxでは、別のエンディアンを採用しており、バイナリーデータを直接操作するプログラムでは対応が必要となります。
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03
OSコマンドの違い
シェルスクリプトは、種類や実行環境によって、コマンドのパスやオプション、コマンドの実行結果の表示方法が異なるケースがあります。
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04
ソフトウェア
(変更またはバージョンアップ)商用UNIXで利用していたソフトウェアの中にはLinuxをサポートしていないものもあります。
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05
使用プログラム言語
(バージョンアップ)プログラム言語のバージョンが古い場合、これを機にバージョンアップをお勧めします。また非互換となるプログラム箇所は対応が必要となります。