データベース性能分析ツール「MAJESTY」

ボトルネックを見極めて、
最小限のコストで最大限の効果を狙う

独自技法により、データベース性能分析に費やす時間と工数を大幅に削減します。「MAJESTY」は、独自開発したSQLグルーピング技術を利用して、データベースのアクセスパターンを分析して可視化。性能低下の原因に対する総合的、直感的な分析を可能にします。

データアクセスの実態を分析し可視化

データアクセスの実態を分析し可視化した図

こんなICT課題を
解決します

  • データアクセスの実態を把握したい
  • 稼働中システムのレスポンスが悪くなってきてしまった。
  • データ容量増加に備えSQLを最適化しておきたいが、チューニングコストを最小限にしたい。
  • データベースパフォーマンスを改善したいが、どこがボトルネックか分からない。
  • インデックスをどう張れば効果があるのか、わからない、自信がない。
  • ハードウェア増強による対応に限界が来ている。
    (増強のコストがかかりすぎる/増強ができなくなっている)

”もぐら叩き”の性能チューニング
でお困りではないですか?

これまでの課題解決方法

  • 非常に高いコストでDBエンジニアを雇う
  • アプリケーション担当者が多大なコストや時間を費やして原因調査、問題のあるSQLをチューニング
  • 高いコストをかけてハードウェアを増強し問題を回避

性能問題の多くがデータベースに起因するといわれております。データベースパフォーマンス問題は、高度な専門知識と豊富な経験が求められるため、誰でもできる作業ではありません。そのため、人材が不足している現場は珍しくなく、性能問題の原因分析に多大なコストと時間がかかる要因となっておりました。また、やみくもにハードウェアを増設したり、いつまでもアプリケーションの見直し作業にコストや時間を費やすのは好ましくありません。

データベース性能分析ツール
「MAJESTY」の特長

全体最適による原因分析

膨大なSQLの全体の動きをアクセスパターンで分解/グルーピングし、分析を行います。アクセスパターンごとのアクセス効率を評点で表し、ボトルネックを可視化します。

最適なインデックス設計を
自動ガイド

システム全体の影響範囲を考慮して、最も効率のよいインデックスの改善案をご提示します。

DBの基礎知識があれば誰でも使える

熟練のデータベース開発者でなくても、データベースの基本知識があれば誰でもデータベースの診断や分析、チューニングができます。

安全性の高いシステム構造

本番環境とは別にツールをインストールし、分析を行います。
本番環境へはログ情報を一部参照するのみとなりますので、セキュリティ上の心配はありません。

ここが違う!
アクセスパターン分析による性能分析

リソース分析や部分分析では、個別最適な改善策しかできません。「MAJESTY」でアクセスパターン分析を行うことによって、データベース全体への影響を分析し、性能劣化のボトルネック箇所を特定することが可能です。

アクセスパターンによる
性能分析について

一般的にアプリケーションがデータベースへ発行しているSQLの数は数万~数十万と言われています。通常はその膨大なSQLの中からレスポンスの悪いSQLを特定し、個別にアクセスプラン(実行プラン)を分析をすることとなりますが、こうした作業はたとえデータベースの専門家であっても非常に大変な作業となります。
「MAJESTY」のアクセスパターン分析では効率的なアクセスルート情報(インデックス情報)やアクセス効率(評点)を自動分析するため、データベースの専門家の経験に頼らざるを得なかったボトルネック分析、インデックス設計やSQLチューニングを専門家でなくても安全かつ効率的に実施できます。すでに運用されているデータベースシステムに対してだけでなく、開発中のシステムであっても、アプリケーションに最適なインデックス設計などにも活用できるため、性能品質の高いシステム構築を支援します。

アクセスパターン分析とは
従来の手法であるSQL単体での分析ではなく、独自開発したSQLグルーピング技術により、テーブルへのアクセスをパターン化し、パターン単位で分析します。

アクセスパターン分析イメージ

アクセス効率可視化(評点機能)

アクセスパターン毎に点数を付け、テーブルへのアクセス評点、システム全体の評点からシステム品質や改善ポイントを客観的に判断できます。
改善対象のアクセスパターンの判断が効率的にでき、問題点の把握やチューニングが可能になります。

インデックス設計/改善ガイド

データベースは、性能改善のための手段を多く用意しています。その中で最もコストパフォーマンスの良い方法が、インデックスです。ディスク性能が高速化の傾向にあっても、性能問題のほとんどはI/Oに起因しています。データのI/Oをより効率的に行なえるよう、DBMSはさまざまな物理的仕組みを提供しています。その代表的なものがインデックスです。インデックスを適切に活用すればI/Oの性能問題の多くは解消できます。インデックスによる性能問題の解消は、アプリケーションにもハード構成にも影響を与えずに実行でき、最小コストで最大の効果を得ることが可能です。
しかしながら、インデックスを変更すると、そのインデックスが作成されたテーブルに対する全てのクエリが影響を受けます。その結果、あるSQL文のパフォーマンス向上のためにインデックスを見直したら別の SQL文のアクセスパスが悪くなってしまうという、あっちを立てたらこっちが立たない状態がおこるので注意が必要です。これには、高度な知識と経験を必要とします。
「MAJESTY」は、インデックス追加/修正によるシステム全体の影響範囲を考慮して、最適なインデックス設計を自動ガイドします。

活用シーン事例

稼働中アプリケーションのDBパフォーマンス診断以外にも、さまざまなシーンでご活用いただけます。

最適インデックス設計
結合テスト/総合テスト期間中にパフォーマンス診断を実施し、最適なインデックスの設計を支援します。
パッケージソフト性能改善
内部ロジックのブラックボックス化で、改善が困難な場合でも、データベースの稼働統計情報を分析した上での「インデックスチューニング」で、性能改善します。
DB移行やバージョンアップ時の移行支援
DB移行やバージョンアップにおける単純移行では、性能問題もそのまま移行されてしまいます。
移行を機会に性能品質を見える化し、性能改善します。
開発プロジェクトでの性能テスト
開発プロジェクトでの性能テストにおいて、客観的でかつ定量的な評価をすることが可能です。

システム構成

システム構成の図

対応データベースとMAJESTY リポジトリ推奨使用の図

「MAJESTY」導入までの流れ

  1. 製品説明・製品デモ
  2. トライアル導入
  3. 操作講演会
  4. 製品評価
  5. 導入

ライセンス体系

こちらからお問い合わせください。

Re@nove(リノーブ)では、「MAJESTY」をうまく使いこなせないといったお悩みをお持ちのお客さま向けに、「MAJESTY」を活用したデータベース性能診断サービスもご提供しています。

データベース性能診断サービス

データベース性能診断サービスは、「MAJESTY」を活用しデータベースのアクセスパターンを分析し、
性能劣化の原因となるボトルネック箇所を診断するサービスです。

サービス内容
  •  運用中/開発中のデータベースの稼働統計情報より、データベースへのアクセスパターンを分析
  •  アクセスパターン毎のアクセス効率を評点で表し、根本的な原因であるアクセスパターンを特定
  •  ボトルネックになっているアクセスパターンに対して、最も効率のよい、最適なインデックスのチューニングガイドをご提示
診断内容
区分 レポート項目 詳細
SQL分析 全SQLの多次元分析 SQL実行統計分析で、全体の中でチューニング対象となるSQLの範囲を決定
SQLの多次元検索 実行数、経過時間、CPU時間、バッファ取得数、ディスク読取数、ディスク書込み数、IO待機時間、クラスタ待機時間、アプリ待機時間、同時実行性待機時間を検索
フルスキャンSQLの検索 テーブルやインデックスに対して大量データをフルスキャンしているSQLの洗い出し
実行プランの問題点把握 SQLが参照しているテーブルごとのアクセスパターンに評点を付け、効率が良くないアプローチを把握
パターン分析 経過時間の平均ワースト10 テーブルアクセス分析で、データベースシステム全体の動きを分析
テーブルごとのインデックス
チューニングガイド
影響範囲を考慮したインデックスのチューニングガイド
サービスの流れ
  1. ヒアリング/
    事前調査
  2. 環境構築
  3. ログイン情報収集
  4. ボトルネック分析
  5. 診断結果報告
提供価格

個別お見積りとなります。(こちらからお問い合わせください)

「MAJESTY」をご検討中の企業様は、
どうぞお気軽にお問い合わせください。

お電話でのお問い合わせ(受付時間:平日9:00-17:45)

03-5789-2455

Webからのお問い合わせ

お問い合わせ

page top